ジェットスキーはどんなスポーツ?
スポーツには屋内で楽しむものと屋外で楽しむものがありますが、特に「海が好きでしょうがない」という人ならジェットスキーなどのマリンスポーツがおすすめです。
ジェットスキーと言っても、水上バイクやマリンジェットなどとの区別がよくわからないという人も多いと思います。
ジェットスキーというのは、簡単に言うと水上オートバイのことです。
「ジェットスキー」は水上オートバイの中の商品名のひとつで、アメリカでは「パーソナルウォータークラフト」と呼ばれています。
ジェットスキーを最初に製作したのは川崎重工の子会社「カワサキ」です。
その後、他の会社が「マリンジェット」や「シードゥー」という名称で発売し始め、現在に至っています。
ジェットスキーには一人乗りタイプの他に2人〜4人乗りタイプのものがあります。
一人乗りタイプは「シングル」または「スタンドアップタイプ」などと呼ばれています。
一方の2人〜4人乗りタイプには「タンデム」あるいは「ランナバウト」などの名称が付けられています。
ジェットスキーの楽しみ方
ジェットスキーはもともと、「陸路をバイクで走るような感覚で水上の走りを楽しめる乗り物」という注文を受けて開発されました。
ですから、海風を身体に受けながら水上を爽やかに疾走するのがジェットスキーの醍醐味です。
一人乗りタイプで単独に沖合までジェットスキーを走らせるのもいいものですが、数台で長距離を走る「ツーリング」も人気があります。
また、操作に慣れてきたら「フリースタイル」でアクロバティックな動きに挑戦するのも悪くありません。
日本には「日本スキージェット協会」というものがあり、全国のいたる所でスキージェットレースを開催しています。
レースは初心者から上級者までランクが分けられていますので、誰でも無理なく参加して楽しむことができます。
ジェットスキーはレンタルもできますが、自分で購入しようと思うとけっこうな出費です。
中古であれば数万円程度でも見つけることができますが、新品の高価なモデルとなると500万円以上もするものもあります。
これ以外にガソリン代や保管場所でもお金がかかります。
マリーナを使用する場合には施設使用料を払わなければなりません。
継続して続けるか悩んでいる方は、まず近場の体験クラスなどを探してみるのがいいでしょう。
ジェットスキーには免許が必要
ジェットスキーに乗るためには、陸を走るバイクと同様に免許が必要です。
「特殊小型船舶免許」と呼ばれる国家資格を得て、初めて公でジェットスキーに乗ることができるようになります。
免許試験は実技と学科から成っていますが、車の教習所と同様に専門の学校に通って勉強することになります。
最低50,000円程度から免許を取得することができます。