ハンギングバスケットって何?
お花を送りものにするとき、花束にしたり寄せ植えを贈り物としたり、色々な方法で大切な方、またご家族などに贈られると思います。
この植物の鉢植えや寄せ植え、アーチ状にお花を組むなどして、飾りつけを楽しむというJ方法など、色々なものがありますが、植物を空中にぶらさげて飾ることができるハンギングバスケットという方法も大人気です。
つりかごなど、天井から空中にぶら下げられる容器を用意し、そこにお花や植物などを植え付けて飾ることを半銀部バスケットといいます。
この方式はお庭の歴史が深いイギリスからはじまったといわれており、最近は都市景観などを考えて、お庭にこうしたハンギングバスケットを施すところもありますし、ビルの屋上に美しいバラのアーチなどを作り、そこにハンギングバスケットをつるして楽しむなど行われています。
壁に引掛けるタイプとつるすタイプ
ハンギングバスケットは、基本的に装飾するという事が目的となるので、つるす方法と、壁に引掛けて楽しむ方法があります。
壁に引掛けるタイプの場合、容器の上だけに花や植物を植えるとあまりよく見えないので、側面にスリットがはいっていて、そこからお花が垂れるように受け付ける事ができる容器も出てきています。
吊り下げタイプは天井から吊り下げるというものがポピュラーでしたが、最近はバスケット全体がワイヤーで作られていて、お花を立体的に楽しむことができるものも登場しています。
どのように作る?
つるすタイプは容器全体にヤシガラ性のシートを敷き詰めて植物が見えるように見えてほしい箇所に切り込みを入れ、花、植物の苗を植え付けます。
根を傷めないように土を揉むようにしてほぐしてから植えつけます。
側面が出来たら隙間を入れるように土を入れて、花は容器の上に入れるようにするとぐらつかずにできます。
お水をたっぷりあげて出来上がりです。
引掛けるタイプはバスケットの内側に土止め用のスポンジを入れて、鉢底の穴が隠れる程度に鉢底意思を敷きます。
草花用培養土を入れて側面のスリット部分に植物を配置し、隙間に土を入れてその上に水苔を敷きます。
水を与えて出来上がりです。
余り難しく考えずに、感性で楽しめる生け花のような要素があるので、ハンギングバスケットは、若い世代から年齢を重ねた方々も楽しまれています。
病気で自宅療養されている方などにも、こうした美しく長持ちするお花は喜ばれますし、元気になったら一緒にここへ新しい花を植えようねと伝えれば、張り合いにもなるでしょう。