フルートは大人になってからでも学べる
社会人になって経済的なゆとりが出来てくると、なんとなく楽器を習ってみたいという気になるものです。
子供の頃にピアノやバイオリンを習いたかったけれども、経済的な都合や親の好みで習えなかったという人は、ぜひ一念発起して好きな楽器を習得したいですよね。
ただ、経済的なゆとりがあるとはいっても仕事が忙しくて音楽教室に通う時間が取れない人も多いはずです。
そんな人には数ある楽器の中でも独学で習得のしやすいフルートがおすすめです。
フルートは手に持って扱える大きさの楽器ですから、狭い家でも持てるのが魅力的です。
形状も頭部管と胴部管、足部管の3つのパーツに分かれており、ケースに収めればショルダーバッグに入れて簡単に持ち運びすることができます。
ですから、お休みの日などは公園に行ってフルートの練習をするといったような楽しみ方もできます。
屋外で練習するのが恥ずかしいという人は、楽器店にある練習ボックスルームや楽器持ち込みができるカラオケボックスを活用するのも良いアイディアです。
フルートは教則本がたくさん出ていることも、独習がしやすい理由の一つです。
YouTubeなどの動画サイトでも初心者のためのフルートレッスンの動画がたくさんありますから、これらを参考にすれば難なく独学することができます。
フルートを独学するために必要なグッズ
楽器の練習というのは、耳がかなりいい人でも自分の出している音をなかなか正確に判断できないことが多いものです。
そこでおすすめなのが「チューナー付きメトロノーム」を使って練習する方法です。
フルートは練習の前にチューニングをすることが推奨される楽器ですが、素人の場合、絶対音感がある人は稀なので自身の耳でチューニングするのは難しいです。
ですので、機械が音を計ってくれるチューナー付きメトロノームを使用するのがおすすめです。
また、演奏していてテンポが速くなったり遅くなったりしないようにするためにはメトロノームが便利です。
チューナーメトロノームの中には速度を音ではなくて光で知らせてくれるものもありますから、自分の出す音にだけ集中したい人はそのタイプを購入してみてください。
さらに上位機種になると、メトロノームを使いながら自分の演奏を録音することもできるようになります。
チューナー付きメトロノームは安いもので3,000円程度から購入できますので、是非一台用意しておきましょう。
アプリを使えば励まし合いながら独学できる
携帯アプリの中には、独学している人同士がコミュニティとして集まってお互いに励まし合い練習できるものがあります。
孤独感を感じたり、途中でやめたくなったりすることもある独学ですが、このようにアプリを使えば楽器練習チームに参加して仲間と楽しいコミュニケーションを取ることができます。
それ以外にも、独学をしていてくじけそうになった場合には音楽教室の門をたたいてみるのも悪くないでしょう。