バンドの魅力
本当に小さいころから音楽が好きで、例えばご両親が常に音楽を流しているようなご家庭に暮らしていると、リズムが体にしみこんでいますし、バンドをやってみようと興味を持つことも多くなります。
また高校の文化祭などでバンドを組んでいた先輩たちを見てかっこいい!!と自分たちもバンドを組んでみたという方もいるでしょうし、憧れのプロバンドがあり、そこを目指して本格的に行っているという方も多いでしょう。
バンドの魅力は何かというと、メンバーと共に音楽を作り上げていく、一つの作品を作り上げていくという魅力、さらに人間としても少しずつメンバー内で成長していくという事ではないでしょうか。
今はバンドブームという事もありませんが、ちょっと前、バンドブームの時には、実力あるバンドが多数デビューし、バンドが好き、楽器が好きという人はわくわくしたものです。
趣味で楽しむにしても、デビューを目指して本格的にバンドにいそしむというのも、何かに夢中になるという事は素晴らしい事です。
どうしてバンドを始めたのか?
バンドを始めるきっかけをバンドの方々に聞いてみるとその理由はいろいろです。
例えば常に音楽がそばにある生活をしてきた、モテたいと思った、目立ちたいと思った、趣味がほしい、熱中できることがほしいと思った、友人に誘われた、憧れのミュージシャンがいた・・など、本当にバンドのきっかけはそのメンバー様々です。
今活躍されているバンドの方々も、こういうバンドになるんだという確固たる決意を持っていたわけではなく、女の子にもてたい、好きな子に振り向いてほしいという不純な動機でバンドを始めたという人も少なくないのです。
何を得られるのか
バンド活動で得られることはたくさんあります。
ライブなどを開くために幅広い年齢層の方々とのお付き合いもあるでしょうし、音楽の知識はもちろん、英語などの語学を学ぶいい機会にもなります。
バンド内でのコミュニケーション能力、また仕事をしていく上でコミュニケーションが磨かれていくという事もあります。
音楽を継続して行っていくことで感性も磨かれていくでしょうし、様々な音楽に触れることで違う分野の音楽を知る事にもなります。
何より、誰もがバンドを通じて壁にぶつかりみんなで苦労するということも味わいます。
今成功しているバンドも同じで、途中にはもうやめようと何度も思ったという辛い時期を乗り越えてきているバンドがほとんどです。
頑張る気持ち、あきらめない心、仲間を信用するなど、様々な人としての成長をさせてくれるのが、バンドという事なのかもしれません。
バンドの魅力、年齢に関係なく熱中できる
以前、お父さん世代の方々がバンドに再度チャレンジするというドラマの中のワンシーンを見て、俺たちも頑張ってみるか?と考えた方も多いのではないか?と思います。
最近は50年代に最高潮を迎えていたバイクブームが、今親父と呼ばれる世代の方々にリターンライダーとして楽しまれているという事もあります。
シニア層になって退職されて、仕事もなくなり趣味もないというといきなり老け込んでしまう方も少なくありませんが、バンドなどの手、腕、足を動かし、大きな声を出す趣味は素敵な趣味になるのではないかと感じます。
リズム感が落ちたとか、若い時のようにはいかないと思う事もあるかと思いますが、もし息子さんが今バンドを始めたという事なら、コミュニケーションをとる絶好の機会ともなるでしょう。
習い始めはまだ楽器もうまく使えないでしょうし、親父世代の方がテクニックも持っているはずです。
お子さんと一緒に、バンドの練習をするという楽しみも、何例に関係ないバンドだからこそではないでしょうか。