審美眼を磨こう骨董品集め

骨董品集めを趣味にするメリット

骨董品集めというと、お金持ちだけが楽しめる道楽だと思っている人は多いのではないでしょうか?
一見、「素人にはとても手が出ない」と思いがちな骨董品集めも、実際には案外お手頃な値段で入手できることも珍しくありません。
国内やフランスなど海外のアンティークの中には、お茶碗やティーカップやスプーンなどといった身近なアイテムもたくさんあります。

また、昭和の絵ハガキやポスターなども、立派な骨董品のひとつです。
何十億円もするような絵画だけが骨董品ではなく、もっと手軽に一般人が買うことのできる骨董品はたくさんあるのです。

骨董品の楽しみ方

骨董品の魅力というのは、お店で買える量産品ではなくて、すべて一品ものだということにあります。
錫製のお皿が最近人気になっていますが、一枚一枚異なった色合いになるのが錫製のお皿の美しさと言えます。
有名ブランドの陶磁器は高くて買えなくても、何十年も前に使われていたお菓子用のガラス瓶やさもないコップなども、風情があって見ていて飽きることがありません。

骨董品収集の始め方

骨董品は専門店で買い求める他に、各地で開催される蚤の市や骨董市で手に入れることができます。
専門店で扱っている骨董品は価格が高めの傾向がありますので、できるだけ神社の参道などで開催されている骨董市に出かけてみることをおすすめします。
こういった骨董市では、色調の美しい陶器などを数百円で手に入れることもでき、大変お得です。

また、東京と兵庫では年に2回「東京蚤の市」「関西蚤の市」が開催されており、厳選されたショップが全国から集まってきますので、掘り出し物を手に入れるには良い機会です。
さらに、東京ビッグサイトに500店舗の骨董屋が集まる骨董ジャンボリーも一度は見ておきたいイベントです。
オークションサイトでもいい品物が見つかることがありますので、こまめに目を通すと良いでしょう。
最初は骨董品の知識がなくても、たくさんの量の骨董品を見ているうちに良し悪しが分かるようになってきます。

京都には手軽なお値段で手に入れることのできる骨董を扱っているお店がたくさんありますので、骨董品探しの旅に出かけてみるのも楽しいかもしれません。
京都市東山区の京都祇園骨董街にある「古美術 やかた」は歴史的保全地区に指定されています。
世界各国から毎日100人もの人が訪れる人気ショップで、店頭には常時2000点以上の骨董品が展示されています。

古いお茶碗やお皿などはもちろんのこと、根付や印籠なども扱っており、見るだけで目の保養になります。
くしや帯留めなどの和装小物もありますので、ひと工夫してブローチに作り変えてみるのも楽しいかもしれません。


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