バードウォッチング

バードウォッチングの魅力

自然が好きな人にはうってつけの趣味

趣味の中には編み物やカラオケなどといった屋内で行うものから、トレッキングやスキーなどのように大自然を相手にしたものなどがあります。
自然が好きで、野や山に出かける機会が多い人にうってつけの趣味が「バードウォッチング」です。

日本には「日本鳥学会」という団体がありますが、日本鳥学会によれば国内には633種類の野鳥が生息しています。
バードウォッチングでは野鳥を観察し、リストを作成していく楽しみというものがあります。
また、これ以外に野鳥の写真や動画を撮ったり、鳴き声を録音する、あるいは野鳥のスケッチをしたりするといった楽しみ方もできます。

バードウォッチングの具体的な楽しみ方

写真を撮るのが好きな人なら、野鳥の写真を撮ってSNSに載せるのもいいアイディアです。
InstagramなどのSNSであれば、全く見ず知らずでありながら共有の趣味を持つ人から「いいね!」をもらえることもありますからバードウォッチングをする励みにもなります。

またバードウォッチングをする人の中には、野鳥の羽を集めているコレクターもいます。
鳥というのは繁殖期と繁殖後に羽が生え変わります。
ですからこの時期にバードウォッチングに行くと、羽を採集することが可能なんです。

羽には細かいゴミや細菌が付着していることもありますので、採取してきたら必ず洗うようにしましょう。
洗面器に水を張りシャンプーを少量溶かして、そこで羽を洗います。

汚れのひどい時はお湯で洗うときれいになります。
洗った後はしっかりとすすぎを行い、よく乾かしましょう。
冬など、乾くのに時間がかかるような時は低温でドライヤーをかけるとしっかりと乾燥させることができます。

洗って乾かした羽はラベルをつけて分類します。
せっかくの貴重な記録ですから、箱に雑多に入れておくようなことはせずに、分類し保管おけば後から見た時に採集した時の状況を思い起こしたりして楽しむことができます。

ラベルには採集した場所、採集日、そして分かる範囲で種名を記しておきます。
「後でまとめてやろう」と思っていると忘れてしまいますので、採集したらすぐに分類するのがおすすめです。

一つ注意しておきたいのは、野鳥の羽は落ちているからといってどれでも採集していいというものではないということです。
例えば国立公園内の特別保護地区などでは羽の採集は禁止されています。

海外でバードウォッチングした時に拾った羽もワシントン条約なので様々な規制が行われますので、無闇に持ち帰ることはできません。
バードウォッチングは自然と自分との対話の時間でもあるわけですから、自然を最大限に尊重するマナーを忘れないようにしたいものです。


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