小物から始めるのが飽きないコツ
数ある趣味の中でも最もオーソドックスでたくさんの人に楽しまれているのが「編み物」です。
編み物は編み針と糸さえあればいつでもどこでもできますし、洋裁や和裁とは違って布地を広げたり針をたくさん出す必要がないので子供のいる家庭でも安心してできるというメリットがあります。
編み物はのレース編みから毛糸編みまでさまざまなものがありますが、特に寒さの厳しくなってくる冬になると編み物をしたいと思う人が多いのではないでしょうか。
編み物には大まかに言って「かぎ針編み」「棒針編み」、そして「アフガン編み」の3種類があります。
どの編み方でも好みのものを選ぶのが良いのですが、途中で投げ出してしまわないようにするには小物から編み始めるのがコツです。
最初から大人もののセーターやカーディガンなどに挑戦するのは控え、編みぐるみやマフラー、レッグウォーマーなどから始めれば初心者でも完成できるでしょう。
編み物を始める際に揃えるもの
編み物をしようと思い立ったら、まずはどんな糸にするかを決めます。
糸はウールの他にコットンやシルク、アクリル、ポリエステルなどがありますが、手触りや予算から好きな糸を選びます。
初心者の場合は糸の太さも重要なポイントです。
極細から合細に始まって中細〜極太までの毛糸がありますが、初心者の場合は扱いやすい並太がおすすめです。
毛糸のラベルには適切な針の号数が書いてありますので、これに合わせて編み針を買うようにします。
編みたいデザインによって棒針かかぎ針、またはアフガン針を購入します。
編み物を全くしたことがない人なら、小さなモチーフを作って編みつなげる作品がおすすめです。
モチーフ編みならかぎ針編みがベストですし、編みぐるみなどもかぎ針編みなら自由自在に形を作っていくことができます。
最初はコースターのような小さなものを作って、糸の引き加減が均一にできる練習をしましょう。
コースターと同じように丸い形ですが、かぎ針編みの「アクリルたわし」を作るのも楽しいものです。
アクリルたわしはカラフルな色の糸とかぎ針がセットになったキットが市販されていますので、これを入手すれば簡単にアクリルたわしを作ることができます。
たくさん作ってお友達にプレゼントするのもいいですね。
編み物の本を一冊手に入れる
編み物は YouTubeなどでもやり方が紹介されていますが、初心者であれば編み方を基本からわかりやすく解説した本を一冊手に入れると良いでしょう。
本には編み図の見方や記号についての解説が載っていますので、最初に自分のペースで基本を習得しておけばいろいろな作品に挑戦することができます。
ぜひ、自分の作りたいものを作れるよう挑戦してみてください。