睡眠

睡眠も大切です!睡眠とダイエットの関係性について

睡眠時間が短い人が太る理由

睡眠時間と体重の増減は実は非常に深いかかわりがあります。
とはいえ単純に睡眠時間が長い・短いによって肥満度が変わるわけではなく、睡眠時間とその人の生活スタイルに大きな関わりがあります。

現代人の特徴として、睡眠時間が短い人の方が体重が増加傾向にあるようです。
普通に考えると、眠っているときよりも起きて活動をしている時の方が体を動かしているので多くのカロリーを消費しているように思いますが、実際には話はどう単純ではありません。

人は睡眠中にも内臓の動きなどでカロリーを消費するようにできており、だいたい一晩あたり300kcal位を消費するといいます。

眠っている間には脳や体の調子を整え、体内の細胞を作り直すなどの活動を活発に行なっていくので、睡眠不足が続くと頭がなんとなくぼんやりし、また肌の調子が悪くなってしまいます。

睡眠中に起こる体の働きで非常に重要なのが成長ホルモンの分泌です。
「成長ホルモン」というとまるで子供が大人になるためのホルモンのようですが、年齢にかかわらず全ての人の体の中で分泌されます。

成長ホルモンが睡眠中に分泌されることにより、筋肉量を増やして脂肪を分解します。
美容にとって大切な肌などの細胞のターンオーバーもこれによって行われるので、睡眠不足が続くと肌荒れや髪質の悪化が生じるのです。

逆にいうと睡眠不足が続くと十分に細胞の代謝が行われず、また筋肉量も増えることができませんので、代謝力の低い体になってしまいます。

そのため慢性的に睡眠不足が続いている人ほど、ひ弱で体の動きが鈍いという体質になってしまうのです。

活動時間が増えると食事量も増える

長時間労働が問題視されがちな現在ですが、深夜時間帯まで連日仕事をしている人の多くが肥満に悩む傾向が見られます。

オフィスワーカーで一日のほとんどをイスに座って過ごすという人の場合、運動量が少ないということもあります。

長く同じ姿勢で仕事をしていると、どうしても口寂しくなってしまい、ものをつまんでしまうことが多くなるのも問題です。

仕事時間が長くストレスがたまってくると、ついついそのはけ口を食事に求めてしまうということもよくあり、深夜の時間帯にカップラーメンやジャンクフードなど手軽に手に入る高カロリー食を食べてしまいがちです。

深夜時間帯の食事は日中のものよりも脂肪として蓄積されやすいという特徴がありますので、夜食の悪習を続けていくことにより、いつのまにか肥満体質になってしまいます。

睡眠もただ横になればよいというわけではなく、できるだけ深い眠りをすることが重要です。
毎日決まった時間に就寝するとともに、枕元のスマホなど睡眠を妨げるものを遠ざけるようにしていきましょう。


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