健康によいココナッツオイルをドリンクに
ここ最近、健康によい天然のオイルが人気です。
「ココナッツオイル」や「エゴマオイル」「オリーブオイル」など、毎年のように新しい種類のオイルが紹介されています。
これらは実際に健康効果が高い優秀な食品ではあるのですが、ブームということもあってかなり大げさな情報として取り上げられていることもよくあります。
健康によいオイルを使用するときには、まずはしっかりそのオイルの特性を知り、その上で効果的な摂取をしていくことが大切です。
数多くある美容向けオイルの中でも、毎日の生活に利用をしやすいのがココナッツオイルです。
ココナッツオイルはリゾート地などでおなじみのヤシ科の単子葉植物であるココヤシの果実を抽出したもので、日本でも多くの食品に使用されています。
甘みのある香りと牛乳に似た風味が独特で、アイスクリームなどの乳製品に使用するとほんのりと優しい香りが生まれます。
食用のココナッツオイルは輸入食品を取り扱うお店を中心に多くの場所で販売されているので、手に入れるのはそれほど難しいことではありません。
そこで購入したココナッツオイルを毎日に生活に取り入れる方法としておすすめなのが、コーヒーへのトッピングにしてみることです。
コーヒーを毎日飲んでいるという人もいることと思いますが、そこにココナッツオイルをちょっと添加することで驚きの健康効果を得られます。
ココナッツオイルとコーヒーの意外な相性
ココナッツオイルの他の使用方法としてはトーストやスイーツ類への添加がありますが、コーヒーに使うときにはそれらとはまた違った相乗効果が期待できます。
コーヒーと言えば多量のカフェインが含有されていることが特徴ですが、カフェインには体内で脂肪燃焼の効果があり消化酵素の働きを高めてくれます。
そのためダイエット向けにコーヒーを飲む人もいるほどで、気分をしゃっきりとさせたいときにもおすすめです。
そこでココナッツオイルですが、内部に含まれている「ケトン体」がコーヒーに加わることにより体内で脂肪を燃焼させやすくなります。
もともとココナッツオイルがダイエットによいというのもその脂肪燃焼効果が注目されたせいで、二つの有用成分を組み合わせることでより便利に日常生活に組み入れていくことが可能です。
ココナッツオイルなどの油で気になるのがカロリーですが、ダイエットとはいえ全く油分を取らないというのはむしろ体内の調子を悪くしてしまいます。
少量で健康によい油を食用することで、腹持ちをよくして空腹感を防ぎ、突発的な間食を予防するのに役立ちます。
とはいえ入れすぎてはカロリー量が過剰になってしまいますので、だいたいコーヒー1杯に対し大さじ1くらいが目安です。