バイオリンは大人でも習える
子供の頃に習いたいと思っていて、なかなか実現できなかった夢のひとつが「バイオリンを習う」ことだと思います。
バイオリンは数ある楽器の中でも音色が華やかで、しかも本格派というイメージが強いものです。
それと同時にクラシック音楽の楽器の中でも弾き方が難しいので、大人になってから習い始めるなんて無理と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。
実はプロのクラシック音楽家を目指すのでなければ、バイオリンは大人でも十分に楽しむことができます。
自分のバイオリンを持つ楽しみ
子供の頃にバイオリンが習えなかった理由の一つが「お金がかかるから」だったという人は多いものです。
名だたる名演奏家のバイオリンというのは安くても数百万円、時には数千万円のものも決して珍しくありません。
こういう話を聞いているために、親としても子供にバイオリンを習わせることを躊躇するケースが多いのです。
ただ、いざ自分が大人になってみて、バイオリンを買おうとするとそれほど高価ではないことに気がつくはずです。
初心者用のバイオリンであれば3万円から5万円でも入手することができます。
もちろん、それ以上高いものであれば音色が良くなります。
最初からいい音色を聴きながらバイオリンの腕前を上達させたいと思うのなら、10万円から20万円程度のバイオリンを選ぶのがおすすめです。
レッスンを長く続けられるかどうか自信がないと言うのであれば、バイオリンをレンタルしてくれるところもあるので、そこを利用してみましょう。
レンタルは3泊4日から1ヶ月などの長期までさまざまなプランがあります。
バイオリンの効率的な練習方法
バイオリンは独学で練習することもできる楽器です。
特にピアノなどの他の楽器が弾ける人なら、自宅で地道に練習を積み重ねていくことが可能です。
その際、初心者向けの教本から中級者・上級者向けの教本など様々な書籍が出ていますので、ぜひ参考にしてみてください。
独学で学ぶのは自信がないという人は、最寄りのバイオリン教室に通って基礎から学んでみましょう。
バイオリン教室では自分のレベルに合わせて先生がバイオリンの持ち方から教えてくれますから、これまで音楽にあまり親しみのなかった人でもバイオリンを弾くことができるようになります。
レッスン料は月謝制のところとチケット制のところがあり、1回のレッスンは30分から60分が一般的です。
入会金は5,000円から15,000円が相場で、レッスン料はピンからキリまであります。
ジュリアード音楽大学や国立リスト音楽院などを卒業した教師陣を揃えている教室はレッスン料が若干高めですが、相応の価値があります。
無料の体験レッスンを用意しているところも多いので、まずはそれに行ってみるのもいいですね。