植木鉢は種類もサイズも多い
植木鉢は小学校のころから親しみがある園芸用品です。
夏休みになると朝顔を植えてその成長を夏休みに記録したり、家の庭でも植木鉢にきれいなお花が咲き、時折、母が植え替えを行っている姿など見かけたという方も多いでしょう。
植物を植えるときには、その植物のサイズに合った植木鉢が必要です。
最近はおしゃれなものがたくさんあって、どれを購入しようか迷いますが、基本は植物のサイズに合った窮屈ではない植木鉢を選ぶということが重要です。
酸素の通り悪い、お水がよく浸透できないなど、植木鉢のサイズが合わないと植物が枯れてしまう事もありますので、植物にあった号数の植木鉢を利用するようにしなければなりません。
植木鉢の号数とは
大きさは号というサイズによってあらわされています。
植木鉢もそうですし、ホールケーキなども15号とか13号などと号数によってあらわしています。
直径が15cmで5号鉢、この号数は植木鉢の上、一番広い部分の長さによって決められており、1号3㎝と覚えておくといいでしょう。
四角の植木鉢の場合、長さ×奥行×高さの寸法が記載されていることが多く、外径を計り大きさが記されます。
土の量はどのくらい?
植木鉢の号数が多きいという事は、その分大きな植木鉢という事になるので、植木鉢に入れる土の量も変わってきます。
土の量はリットル表記されることが多いのですが、1Lという場合、10㎝四方の立方体の体積によってあらわされています。
号数などについてはわからないようならホームセンターや園芸店の方に質問すると答えてくれますし、どの植物を植えようとしているのか伝えれば、ちょうどいい大きさの植木鉢を準備してくれます。
鉢の種類
よく見かけるスタンダードな口径70から80%程度の植木鉢はスタンダード鉢といい、この鉢はどのような草花にも対応できます。
鉢の高さが深い鉢は深鉢といい、太い根を垂直に伸ばしていく直根性の植物などに向いています。
このほかに背の低い植物や広く根を張っていく植物に対応できる皿鉢という植木鉢もあります。
素焼きの鉢はテラコッタ鉢と呼ばれて、土を高温で焼いて造った陶器の鉢のことを言います。
細かい穴があり通気性がいいので、土が乾燥しているのを好む植物に向いています。
プラスチックの鉢は安く割れにくいという特徴がありますし、カラーバリエーションもかなり多いので、おしゃれに利用でき、植物の大きさに合わせた使い方ができるという魅力があります。
しかしプラスチックなので通気性が悪く、熱が伝わりにくいという鉢になるので、水やりのタイミングなどが難しいといわれています。