初心者でも楽しめるキャンプの魅力
2013年頃から日本国内でキャンプブームが始まっていると言われています。
実は今から20~30年前にあたる1990年代に一度キャンプやアウトドアが大ブームになったことがあり、その流れから現在のキャンプブームのことを「第二次キャンプブーム」と言うこともあります。
ただ90年代と現在のブームの背景には大きな違いがあり、実際にキャンプをしている人のニーズも異なっています。
90年代にキャンプがブームになった時には急激に自動車の所有率が高まったことと、全国の道路が一気に整備されたということがありました。
いわゆるモータリゼーション化ですが、バブル期に都会的なお金の使い方が一巡したことからその反動で休日は人の少ない自然の中で親しい人とふれあいたいと考える人が増えたようです。
現在のキャンプブームも基本的にはそうした自然に癒やしを求める人が増えたということでは共通しているのですが、一点大きく違うのがスマートフォンやSNSが普及したことでキャンプの様子を撮影してアップしたいという人が増えたことが影響していると言います。
またスマートフォンが普及したことで地方のキャンプ場の利用がぐっと利用しやすくなったということもあります。
以前であればキャンプをするにしても、どんな用具を用意してどんな手順で準備をしなければいけないか初心者にはわかりませんでしたが現在ではスマホでなんでもすぐに調べることができます。
同じブームでも以前のものと比べてぐっと初心者に優しくなったと言えます。
キャンプやアウトドアによって得られる効果
屋外でのキャンプでは、普段生活をしている室内とは全く異なる環境で生活をしなくてはいけません。
例えば電気をつけたり火を使って料理をしたりというときにも、自分で持ち込んだ機器を正しく使用していかなければ思うように作業をすることができません。
キャンプやアウトドアを経験するということは、普段の日常では当たり前になっていることを実感するということになります。
あえてキャンプで不自由を経験することにより、自分の力で問題解決をしていくという力を得ることができます。
キャンプイベントに参加をすると情報が得られます
これからキャンプをするなら、まずはキャンプイベントに参加をしてみるのもおすすめです。
キャンプイベントでは初心者がつまづきやすいテント設営やフィッシィングの基本など、アウトドアの体験学習ができるようにしています。
大きなものとしては「THE CAMP BOOK 2018」という野外フェス&キャンプイベントなどがあります。
こちらは音楽イベントとキャンプが一緒に楽しめるもので、好きな音楽を聞きながら空いた時間にはキャンプを楽しむことができるというものです。
他にもキャンプメーカーが主催する体験イベントなども多く開催されているので、ぜひチェックしてみてください。